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映画「トロイ」に関しての小話■ちょっと小話

師匠から面白い話を聞いたので。
女性はどちらかと言うとヘクトルに魅かれ、男性はアキレスを賞賛するのか。

女性は縦の時間軸の認知が低く、男性は高いのですって。(もちろん個人差はありますよ)
この場合の縦の時間というのは「今この行動を取ったら、その後(何日・何ヶ月・何年後)にそれがどのように影響するか」ということね。
ちなみに横の時間軸とは「今この行動を取ったら、即座にどのように影響されるか」ということ。
これは「出世欲」にも関連するのかもしれません。

だからアキレスの死んだ後に名を残す、という拘りが女性には今ひとつ実感として胸に迫ってきにくい。(実は私もそう…)
ヘクトルは「分かりやすく、即賞賛を受ける」行動ですよね。本人は賞賛を求めているわけではない(またここが女性としてポイントが高い)ですが、女性として実に分かりやすく賞賛すべき行動だから魅かれる。

それのたとえ話として、
彼女が小学生の頃、お父さんが「司馬遷は君主に意見した為に投獄され、死刑か宦官かの選択を迫られることになった時、宦官の道を選んで、人々の失笑を買いながら史書を書き上げたんだ。『後世の人は分かってくれる』と言って」とうっとりした目で語ったそうです。

私「で、その当時話が理解出来たの?」
師「うんにゃ、全然。生き恥かくなら死んだほうがまし。今でもそう思う」
私「だね。死んでから評価されても嬉しくないもん。」
師「そゆこと。今この瞬間即座に大絶賛されたいわな。」

『虎は死して皮を留め人は死して名を残す 』
虎は死後その皮を永く残して珍重され、人は死後その偉業によって名が語り継がれる。

と言う言葉がありますが、これは男性的なことわざと言うことになるのでしょうね。
アキレスの場合どうすれば名声が得られるかと考えたときに一番出来ることが戦士の道だった、ということですね。

それに、アキレスは女性に優しくないですから。冒頭シーンでも寝ている女の腕を跳ね除けるし。ブリセイスですら首引っつかまれるし。トロイに戻るシーン、よく見るとブリセイスの首赤いんですよ…あんたどんな力で掴んだんだ。下手したらのど笛つぶす勢いだったんか。
対してヘクトルは全ての女性というか弱きものに優しいですから。初日対決の演説でも「Love your women」だし。字幕だと「妻を愛し」。…やっぱり女ならヘクトルに惚れるわね。

 
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