映画「ミリオンダラー・ベイビー」感想 レビューと情報

[ HOME ]>>[ 映画感想・DB ]>> 作品タイトル >> ミリオンダラー・ベイビー




■ミリオンダラー・ベイビー

愛に、打たれる。

ミリオンダラー・ベイビー 日本公開日:2005/05/28 
「ミリオンダラー・ベイビー」の劇場検索映画チケット予約
  • 公式サイト:〔アメリカ公式サイト〕 〔ドイツ公式サイト〕 〔イタリア公式サイト〕 〔スペイン公式サイト
  • 監督:クリント・イーストウッド/
  • キャスト:クリント・イーストウッド/ヒラリー・スワンク/モーガン・フリーマン/アンソニー・マッキー/ジェイ・バルチェル/マイク・コルター/ブライアン・オバーン/マーゴ・マーティンデイル/マイケル・ペーニャ/ベニート・マルティネス/ブルース・マックヴィッティ/ネッド・アイゼンバーグ/モーガン・イーストウッド/ルシア・ライカー/リキ・リンドホーム/マーカス・チェイト/


  • 映画「ミリオンダラー・ベイビー」の動画・画像の検索

    ■■もっと大きく見たい時は>ミリオンダラー・ベイビー・ギャラリー

    ■Yahoo!で「ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)」を検索■
    ウェブ】 【音声】 【画像】 【動画】 【ニュース】 【ブログ

    ■Googleで「ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)」を検索■
    ウェブ】 【画像】 【動画

    ■YouTubeで「ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)」を検索■
    動画


    映画「ミリオンダラー・ベイビー」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★☆.
    出来が悪いとか、好きとか嫌いとかそういう以前の問題として、私はこの題材ダメでした…。
    あらゆる面において私の想像力が膨らんでしまい、ただただ「怖い」としか考えられなくなってしまうから。

    作品としては実に素晴らしい。
    流石にアカデミーを取るだけのことはあります。ヒラリー・スワンクの熱演振りもこれで主演女優賞取れなきゃ嘘だ、と思うほどのすごい演技でした。

    大方の予想通りなんですが、それでもよもやこっち方面にまでいってしまうかと驚愕しました。そうだと分かっていたら行かなかったかも知れない…。
    この作品には私にとって両極端なダメなものが存在していました。

    ひとつはリアルな暴力描写…というかダメージ描写。具体的に言うと鼻血。
    私は比較的鼻血が出やすい体質のようで、別に殴られたりしなくても突然出るときがあります。
    この作品はその時の感じを実にリアルに思いださせる生々しさに満ち溢れていました。吹っ飛ばされて壁にめり込むとか、脚が無くなるとか、そういうものは余り具体的に想像できないのでダメージを受けても想像の範囲を超えることは無いのです。
    でもこの作品は、あの鼻から喉にかけて感じる鉄臭い匂い、独特のヌメリ気を彷彿として本気で吐きそうになりました。

    そしてもうひとつは後半の【全身麻痺】。以下ネタバレ
    私は時々就寝時に妙な感覚に陥って漠然と不安になるときがあります。言葉で表現するのが難しいのですが耳も目も見えるのに体が動かない金縛りとは一寸違う。全体的に感覚が鈍くなっているのに、ある一点だけが鋭く研ぎ澄まされているような感じ。

    後半にマギーが負傷して全身麻痺に陥っているのと見ていて、何故だか急にこの感覚が呼び起こされ、私が何よりも恐れているのはこれなのだと実感させられて、終始からだの震えが止まりませんでした。私は死を恐れていますが、それよりも何よりも死の直前に何を感じるのかが恐ろしいのです。いっそ交通事故で即死したら幸せなのではないかと強く望むことがある。

    人によってはマギーのあの状態は「それでも生きている」と思うのかもしれない。でも私には「そうまでして生かされなくてはいけないのか」と虚無感に襲われました。彼女は強いから死を望むことが出来ましたが、私にはその意気地も無い。かといって「死ぬ直前」ともいえる状態で寿命を真っ当できる自信も無い。

    本当ならフランキーの葛藤について思いを馳せるべき教会のシーンであっても、「この瞬間」のことを考えることがとても恐ろしくてとても彼の気持ちを思うに至りませんでした。
    ただ牧師がフランキーの悩みを聞き説得するところで、「自殺幇助」することは罪深いことなのかもしれませんが、何でもかんでも「神様の御意思にまかせる」という牧師の言葉が酷く無責任で他力本願だと感じました。

    観にいきたい人を止めることはいたしません。いっそドンドン行って頂きたい。でも私は連れて行かないで、この作品の話をしないで、もう考えたくないと思わせる作品でした。 …そういう意味でもよく出来ているんですけど…。

    映画「ミリオンダラー・ベイビー」鑑賞分類

    -

    映画「ミリオンダラー・ベイビー」ストーリー

    自分がひとつだけ誇れるのは、ボクシングの才能だけ。その思いを胸に、ロサンゼルスへやって来た31歳のマギー。彼女は、名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願するが、フランキーは「女性ボクサーは取らない」と言ってマギーをすげなく追い返す。だが、これが最後のチャンスだと知るマギーは、フランキーのジムに入会し、黙々と練習を続ける。そんな彼女の真剣さに打たれ、ついにトレーナーを引き受けるフランキー。彼の指導のもと、めきめきと腕をあげたマギーは、試合で連覇を重ね、瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。同時に、ふたりのあいだには、同じ孤独と喪失感を背負って生きる者同士の絆が芽生えていく。だが、彼らは知らなかった。その絆の真の意味を、試される時が来ることを......。

    原作/ノベライズ
    ミリオンダラー・ベイビー
    F.X. トゥール F.X. Toole 東 理夫 早川書房

    映画「ミリオンダラー・ベイビー」スタッフ・キャスト・その他情報

    備忘録

    PG-12

    映画「ミリオンダラー・ベイビー」の映画関連商品の検索

    ヤフーショッピングの

    アマゾンの を検索

    楽天市場で
    [ back ] [▲top




    検索一覧

     

    詳細検索
    第一検索条件
    :
    第二検索条件
    :

    Database Factory Ver 3.0