■東京ゴッドファーザーズ私の「名付け親(ゴットファーザー)」は3人のホームレスでした――。
日本公開日:2003/11/08
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映画「東京ゴッドファーザーズ」感想 レビュー
コメント(予告編)/.★★★★★.
この作品が今敏という監督を知るきっかけでした。 こんな素晴らしい作品を作れるアニメ監督さんがいるのだと本当にびっくりしたものです。 アニメーションを作る監督といえば押井守や宮崎駿が有名です。片やSF片やファンタジーの世界で実写では作ることの出来ない独特の雰囲気の作品を作ってきました。でも最近は実写の世界も進歩してアニメでしか表現できなかったことをやってのけるようになっています。『マトリックス』なんて実写で『攻殻機動隊』をやりたいがコンセプトモチーフだし、『指輪物語』や『ナルニア物語』なんて本当にすごいファンタジー作品。 今敏はどっちかと言えば大人(と言うよりマニア?)向けのオシイに近い作風だけど、またちょっと違う本当に堂々と大人の鑑賞に堪えうる作品をアニメーションで仕上げてくる。ありふれた日常からはちょっとだけ外れているけれど、絶対にありえないとは言い切れないような地面に足がついたような。実写でも出来るけれどこの持ち味は完全に失われるだろうなと思わせる空気のようなものがあります。 観る前はホームレスが主人公だから、世間の風当たりとかホームレス狩りといった痛々しい部分が強調されたら嫌だなと思っていました。流石に全くないとは言えませんでしたが、それよりも捨てられた子供の母親を探すために東京中を旅(まさしく旅といった感じ)しながら、彼らのような人が何故この道をたどったのか過去に何があったのか三者三様お互いの人生が次第に明らかになっていくところが細やかに表現されていて楽しむことができました。 赤ん坊の清子も不思議な運命のようなものを持っているように描かれてます。赤ん坊は神様から彼らホームレス三人に与えられた道しるべのようなファンタジックな存在かと終始思わせておきながらやっぱり普通の捨て子だった、というオチもアニメっぽいというよりもファンタジーのように展開した物語がより強いリアリズムを持って終わるところが本当に素晴らしかったです。 アニメの絵柄とファンタジックでリアリティあるストーリーが上手く調和した、心温まるいい映画です。 映画「東京ゴッドファーザーズ」鑑賞分類- 映画「東京ゴッドファーザーズ」ストーリー
クリスマスの夜、東京・新宿に生きる3人のホームレス、元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、そして家出少女のミユキは、ゴミの山の中から赤ん坊を拾う。警察へ届けようと言うギンちゃんとミユキ。だが、ずっと子供を欲しがっていたハナちゃんが赤ん坊に勝手に清子と名前を付けてしまい、結局、情にほだされた3人は乏しい手掛かりを頼りに、雪の中、親探しの旅に出発する。捨てられた赤ん坊の親探しに奔走する3人のホームレスたちに起こる奇跡を描いた長篇ファンタジー・アニメーション。
原作/ノベライズ 映画「東京ゴッドファーザーズ」スタッフ・キャスト・その他情報備忘録個人的にこの監督が作っている妄想代理人がとても気になるところ。
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