映画「太陽」感想 レビューと情報

[ HOME ]>>[ 映画感想・DB ]>> 作品タイトル >> 太陽




■太陽

天皇ヒロヒト。
彼は、悲劇に傷ついたひとりの人間。

太陽 日本公開日:2006/08/05 
「太陽」の劇場検索映画チケット予約
  • 公式サイト:〔日本公式サイト
  • 監督:アレクサンドル・ソクーロフ/
  • キャスト:イッセー尾形/ロバート・ドーソン/桃井かおり/佐野史郎/つじしんめい/田村泰二郎/ゲオルギイ・ピツケラウリ/守田比呂也/西沢利明/六平直政/戸沢佑介/草薙幸二郎/津野哲郎/阿部六郎/灰地順/伊藤幸純/品川徹/


  • 映画「太陽」の動画・画像の検索

    ■■もっと大きく見たい時は>太陽・ギャラリー

    ■Yahoo!で「太陽(Solntse)」を検索■
    ウェブ】 【音声】 【画像】 【動画】 【ニュース】 【ブログ

    ■Googleで「太陽(Solntse)」を検索■
    ウェブ】 【画像】 【動画

    ■YouTubeで「太陽(Solntse)」を検索■
    動画


    映画「太陽」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★.
    昭和天皇の人柄を知るには非常にためになったのですが、引き込まれるか・面白いかと問われると…そこまでは感情が揺さぶられることはなかったのです。

    日本ではよりにもよって「昭和天皇」を題材に映画を作ることは難しいと思いますし、そもそもそのような企画を立てる奇特な人物もいないと思います。幸いというかロシアの監督が昭和天皇の熱心なファンということで作られた作品です。何は無くとも、日本外の人にそこまで愛されたということが私には嬉しい。

    昭和天皇は日本最後の現人神で、最初に人になった天皇です。
    一般人の私から観ると、超然としていると言うか何だか不思議な雰囲気を持った人の様に感じました。神様から人間になったからといって、後光が消えるだとかそんな明確で劇的な変化があるわけでもない。

    この映画作品を観てどのように思うのかは人それぞれだと思いますが(何せ明確な主義主張のない映画なので)私が思ったのは、神様だと決めるのは当の本人ではなく周囲の人間なのだなあということ。
    米国の記者の目に晒される事を侍従たちは我が事の様に辛く感じているのに、天皇自体はなーんとも思っていない。にこやかに記者の要求に応えたり、「私はあの俳優(チャップリン)に似ていますかね?」なんて頓狂な質問をしてみたりする。元神様にそんなことを問われてどのように答えていいのやら…。

    「人宣言」に際して自殺者が幾人かでた、と聞いたことがあるのですが今の感覚では到底図れないほど、天皇は神であったし、揺るぎの無い信仰であったのでしょうね。
    でもヒロヒト様自身は神様であることに不便を感じていたようだし、人間だと宣言したことにいっそ爽快な気持ちを味わっていたようです。
    本人とその周囲の感覚・温度の違いが対照的で、興味深いものがありました。

    この作品に関して第二次世界大戦の責任がどうだとか米国侵略がどうだとか敗戦国に苦しみだとか、そういったことはまったく語られる問題ではないので、そういったことに興味があったり、紛糾する人は観ないでくださいね。

    ちなみに観た人の間では「あ、そう」「チョコレートおしまい!」が流行りました。(苦笑)

    映画「太陽」鑑賞分類

    日本の昭和天皇を描いた洋画…というちょっと異例な感じの作品。こういうのは日本人が作るべきじゃないのかなあと思うのですが、よく考えたら『ラスト・サムライ』と同じで日本人が日本万歳な映画なんて作りっこないか、というよりも海外から批判がくるかな?どうだろう?
    私よりもむしろ師匠の方が観る前から熱狂中。昭和天皇は彼女の中ではアイドルらしいですよ!全くもって不思議な人ですな(笑)

    映画「太陽」ストーリー

    8月15日、昭和天皇ヒロヒトは軍事行動を停止するよう国民への呼びかけを行った。宮殿は米軍の爆撃で焼け落ち、昭和天皇は地下の防空壕か、皇居内で唯一無事だった石造りの建物である生物学御研究所で暮らしている。庭師のように質素な身なり。追いつめられた日本の状況。心の安らぎは、生物標本を眺める時以外にはない。東京が焦土となる悪夢にうなされる、天皇の底知れぬ苦悩。そして、連合国占領軍総司令官ダグラス・マッカサーとの会談の日が、訪れる…。

    原作/ノベライズ
    映画『太陽』オフィシャルブック
    アレクサンドル ソクーロフ Aleksander Sokurov 太田出版

    映画「太陽」スタッフ・キャスト・その他情報

  • 原題:Solntse
  • 監督:アレクサンドル・ソクーロフ/
  • 製作:イゴール・カレノフ/アンドレイ・シグレ/マルコ・ミュラー/
  • 脚本:ユーリ・アラボフ/
  • 撮影:アレクサンドル・ソクーロフ/
  • 美術:エレナ・ズーコワ/
  • 音楽:アンドレイ・シグレ/
  • 衣装:リディア・クルコワ/
  • キャスト:イッセー尾形/ロバート・ドーソン/桃井かおり/佐野史郎/つじしんめい/田村泰二郎/ゲオルギイ・ピツケラウリ/守田比呂也/西沢利明/六平直政/戸沢佑介/草薙幸二郎/津野哲郎/阿部六郎/灰地順/伊藤幸純/品川徹/
  • 製作国:ロシア/イタリア/フランス/スイス/
  • 時間:110分
  • 製作年:2006
  • ジャンル:ドラマ/ミステリー/実話/創作逸話/
  • 製作/配給:スローラーナー
  • 日本公開日:2006/08/05
  • IMDbの を検索

    備忘録

    -

    映画「太陽」の映画関連商品の検索

    ヤフーショッピングの

    アマゾンの を検索

    楽天市場で
    [ back ] [▲top




    検索一覧

     

    詳細検索
    第一検索条件
    :
    第二検索条件
    :

    Database Factory Ver 3.0