映画「戦争のはじめかた」感想 レビューと情報

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■戦争のはじめかた

だって、自由の国なんだもん!

バッファロー・ソルジャーズ 日本公開日:2004/12/11 
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  • 公式サイト:〔ドイツ公式サイト
  • 監督:グレゴール・ジョーダン/
  • キャスト:ホアキン・フェニックス/エド・ハリス/スコット・グレン/アンナ・パキン/エリザベス・マクガヴァン/マイケル・ペーニャ/レオン・ロビンソン/ガブリエル・マン/ディーン・ストックウェル/シーク・マハメッド=ベイ/


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    映画「戦争のはじめかた」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★★.
    真面目に観るべきではないことはわかるんですが、かといって単純に笑っていいものかどうか非常に判断に困る作品。
    以前9.11事件の特集番組でマイケル・ムーアがこんなことを言っていました。「あの事件が起こったとき、アメリカ人は驚いた。『どうして?私たちはこんなに世界の平和に協力しているって言うのに。愛されて然るべきなのに』そして初めて『もしかして、私たちって嫌われてる??』という可能性に気付いたんだ」
    こっちの方が吃驚しました。アメリカ人って自分達が嫌われているって気付いてなかったのか!と。
    つまり、そういう作品です。
    他国から見たら米軍っていかにもこんなことやってそうな存在なんです。

    主演のホアキン・フェニックスの演技がすばらしいです。前半の駐屯に退屈しきっている感じがよくでています。
    死ですらコメディになってしまうのが笑うに笑えない…。いっそもっとシニカルに表現してくれればブラックユーモアだと判断できるのですが、あまりにもコメディすぎて…。ブラックユーモアっていうのは「この人達の愚かさを笑うと同時に憐憫をかんじてくれ」という気がするのですが、この作品は「こいつらアホやで。アホにつける薬はありませーん」って感じなんです。

    どの辺がかって言うと、【戦車がガソリンスタンドにつっこんで爆発して、同じ軍隊の人間が死んだのに気が付いていない】ところとか、【仲の悪い上司へのあてつけの為に娘を引っ掛けて本気で恋しちゃうのはいいとして、じゃあ上司と和解するのかと思ったら逆に喧嘩ふっかける】ところとか【娘もいまいち止めない】ところ。【「正直に言おう、ベトナム戦争は楽しかった、人がいくらでも殺せるから」とあっさり言ってしまう】ところ。
    一番まいったのはラストで【あそこまで半死半生の目に遭っていながらエルウッドの反省の無さ。しかも手口が寸分たがわず成長のない】ところとか。

    ここまで米軍にダメだししつつ、この映画をみて真剣に怒りを覚えたり考えたりするのがバカに思えてくるほどのバカさ加減はすごいです。
    しかも、役者達が「笑わせよう」というコミカルな演技が一片もないところが、いっそう複雑な気持ちにさせられます。

    イギリス・ドイツ上手いなあ…アメリカの度胸を試しているのだろうか。
    これも9.11事件よりも前に上映できていれば色々な議論が巻き起こったと思うのですが、本当に上映時期が悪かったですね。そういう意味ではもったいない作品です。

    映画「戦争のはじめかた」鑑賞分類

    この作品をはじめて知ったときは「またアメリカの有志が自国の駄目だししているのか」と思ったら、製作国がイギリスとドイツ…(冷汗)。何て挑戦的な。しかも試写が9.11の前日だったとか、5回も上映が延期されたとか、なんてタイミングの作品でしょう。

    映画「戦争のはじめかた」ストーリー

    時は、ベルリンの壁崩壊が間近に迫り、アメリカでは第41代大統領ブッシュ(父)が就任中の1989年。西ドイツ、シュツットガルトに駐屯する米陸軍基地では軍の規律が緩み放題で、平和ボケしかけた上級士官たちは昇進でアタマがいっぱい、戦うべき敵のいない兵士たちによる問題も後を絶たない。そんな中、エルウッドも退屈しのぎに物資の横流しからヘロインの密売と、闇取り引きに手を染めていた。ところが彼がこれまでで最大級の取り引きを目の前にした時、基地の浄化を公言するリー曹長が新たに着任する。それはまさに、これから起こる惨事の前触れだった!

    原作/ノベライズ
    バッファロー・ソルジャーズ
    ロバート オコナー Robert O’Connor 松下 祥子 早川書房

    映画「戦争のはじめかた」スタッフ・キャスト・その他情報

    備忘録

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