映画「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」感想 レビューと情報

コメント（予告編）/.★★★★★.
一言で言うなら「ヴァイオレットちゃんかわええ…」という正気でない感想です。

あんまり好きじゃない人もいるだろうな…と感じながらもビジュアルがあまりにも私の好みにヒットしてしまい最初から最後まで心がときめきっぱなしでした。ええそれはもうスタッフロールに至るまで。全体的にグレーがかった色調や変な機械が出てきますのでティム・バートンが好きな人はいいんじゃないでしょうか？
とにかく衣装が可愛い、子供が可愛い、セットが可愛い、メイクも素敵、ジム・キャリーはジム・キャリー（笑）

毎回ジム・キャリーが出演する作品は彼でなかったら絶対成立しない映画が多いのですが、今回はジム・キャリー仕事全開でありながらそれがメインではなくいいスパイスになっているところがよかった。

世にも不幸ではありますが基本が児童書なので不幸ぶりを突っ込んで描いているわけでは有りませんし、構成的にも特別凝ったところも無いので、ストーリー的にはまあ平坦ではありますが、これは物語を見る作品ではなく自分が読めない外国語で書いてある綺麗な絵本をめくって楽しむ感覚に近かったです。

とりあえずヴァイオレットちゃんが可愛いので（力説）

ひー、それってどんな話だよ。不幸の百花繚乱なのでしょうか。でも、コメディで子供向けらしいですよ。ジム・キャリーでヒールなんて本気で怖いよ。

ボードレール家のヴァイオレット、クラウス、サニーは賢く幼い三姉弟妹。ある日、3人が海辺で遊んでいる時に哀しく怖ろしい知らせが届く。両親が火事で焼け死んでしまった、というのだ。三姉弟妹の巨額な遺産はヴァイオレットが成長するまで使えず、身寄りの無い3人は遠縁の親戚オラフ伯爵が預かることに。だが、伯爵は欲張りな悪人で、3人は彼らの遺産を伯爵が掠め取ろうとしていることに気付くのだった…。

原作/ノベライズ
最悪のはじまり 世にも不幸なできごと〈1〉
レモニー スニケット Lemony Snicket 宇佐川 晶子 草思社