映画「ポイント45」感想 レビューと情報

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■ポイント45

女の武器は45口径より危険。

ポイント45 日本公開日:2007/03/17 
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  • 公式サイト:〔日本公式サイト
  • 監督:ゲイリー・レノン/
  • キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ/アンガス・マクファーデン/スティーヴン・ドーフ/アイシャ・タイラー/サラ・ストレンジ/ヴィンセント・ラレスカ/


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    映画「ポイント45」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★☆.
    ミラ・ジョボビッチが魔性の女に見える人にはお勧め。そうじゃない人にはどうだろう。

    本当に見事なビッチぶり。ミラはどんな映画でもしとやかとか清楚という言葉からははるかに遠い位置に属するキャラクターばかり演じているので意外ではないものの、ここまで堕落で腐りきった生活を送っている女性は流石に無かったのであっけにとられました。彼女だって第一線のハリウッド女優だというのに豪胆ですこと…。

    作品はキャットとビッグ・アルの周囲の人間からのインタビュー(調書?)を織り交ぜてキャラクターの過去の遍歴や客観的性格を織り交ぜつつ進行していきます。
    この手法は時々見ることがありますが、一歩間違えれば説明的過ぎてだれてしまいがちになりますが、語り手もなかなかに濃いキャラクターを配し、展開に即した挿入をしているので補足として面白い感じに仕上がっています。

    こんなキャットでも海辺に家を建てて生活をしたいという夢があります。これってアメリカでは大金持ちとは違う意味で普遍的な夢のひとつなのでしょうか?一寸リッチで優雅なイメージ?『モンスター』でも海の近くに白い家を建てて…と語っていました。あれだけ巨大な国ともなると少し前なら海を見ずに一生を終える人もいたかもしれない、NYなんて割りと海に近いような気がするんですけど。それともニューヨーカーは東海岸に憧れるもの?

    ドメスティックバイオレンスなパートナーをそれでも愛するという気持ちは私には理解しかねるのですが、強烈な所有欲を掻き立てるほどに自分のことを愛しているのだ、自分はそれほどに魅力的なのだという自負心が選択を誤らせるのか。だけど自負心だけでは物理的な理想は叶わない。ましてやパートーナーがビッグ・アルのようなやくざなその日暮らしで時間を消費する男ならなおさら。
    いつかは叶うといいな…などとぼんやりとした夢だった海。これでは一生叶わない、このまま吹き溜まりで生きることになる…私今まで何をやっていたんだろう!?とはたと気が付くところは心境の変化が出ていて素晴らしかったです。

    吹き溜まりのような荒んだ生活から抜け出したいと切望するキャットはトラップを仕掛けます。自分に関心のある人間に片っ端からアプローチを仕掛けてある計略を仕掛ける訳なのですが…。
    サスペンスの点で「誰がアルを葬るのか」は割りとわかり易いというよりも最初から見ていればこの人しかいないでしょという感じにはなりますけれど、誘惑の仕方がなかなか面白い。

    最後の愛についての講釈は私には面白かったです。私は愛なんてものは結局ここに尽きると思うので。
    絶対の愛なんてものは存在しな。所詮は自己満足、結局は自分の報酬のために相手に奉仕しているに過ぎないって。本当に無償の愛を与えている、見返りを求めないと言うのなら相手の「ありがとう」という言葉一つですら期待しちゃいけない。

    幸福とか幸せと言うよりも痛快なラスト。
    身の回りにいたら絶対に係わり合いになりたくないですが、自分に影響がないのならば見ていて非常に気持ちがいい。
    誰にも従わない、自分がルール。キャットの名に相応しい独立独歩なビッチには似つかわしい相手なんていない。
    やっぱり生きることに貪欲な人間が最後には勝つって事かしら。

    映画「ポイント45」鑑賞分類

    私の中で「健康的アクション女優」というカテゴリに入っているミラ・ジョボビッチ主演。今回は暴力的なパートナーに悩まされつつ「女の武器」で周囲を翻弄する役のようです。…うーん、「女性の武器」と言う割にはあんまり豊満な色気は無いような気がするんだけどなナインペタンだし(失言)。いやいっそそういうところがみんなをころりと参らせてしまうのか?R-15ってことはさほどエロ描写は激しくないってことでしょうか?マニアの皆さん網タイツですよ!

    映画「ポイント45」ストーリー

    NYの吹き溜まり、“ヘルズキッチン”。この街の片隅でキャットと情夫のビッグ・アルは暮らしている。アルは短気で手に負えない危険な男。周りに多くの敵を作っているが、だてに“ビッグ・アル”と呼ばれているわけでもなかった。その危険な魅力が女たちを夢中にさせるのであり、キャットもそんな彼を愛していたのだった。2人は拳銃を密売し、故買屋としてさまざまな盗品をさばきながら食い扶ちを稼いでいた。その日暮らしの生活にはそれほど不自由はないものの、キャットは将来、海辺に家を建てたいという夢を持っていた。しかし2人に思うような仕事のチャンスは簡単に巡ってくるわけもない。
    「誰がアルを葬るのか」交差する3つの罠、その時、女は自らの武器に目覚める。

    原作/ノベライズ
    -

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    備忘録

    R-15

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