■パプリカ夢が犯されていく──。
日本公開日:2006/11/25
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映画「パプリカ」感想 レビュー
コメント(予告編)/.★★★★☆.
今までの今監督の作品からするとオシイ系に傾いてしまったかな? といっても押井監督作品は哲学に近いけど、この映画は禅問答に近い感じ。 アニメアニメしてしまった(ってアニメーションなんだから当たり前なのだけど)ところが心残りではありますが、それは作品コンセプト自体が夢・妄想なのだから仕方がない。とは言うもののこれがアニメーションであることに一種の幸福感を覚えたのもまた事実です。 OPアンドスタッフクレジットが今回も凝っていて非常に楽しい。 “夢のテロリスト”を追跡するサスペンスへと話は流れていくのかと思いきや、同時進行で夢と妄想の世界ヘをいざなわれて行きます。 重度の誇大妄想患者のパレードの夢はとてつもなくて非常に楽しい。「夢」とは一体何なのか?誰もがその単語を知りながらその実態は抽象的概念でしかありません。同じ単語を使って会話を交わしても、個々の実態を共有することは不可能に近い。 この非日常的状態をどう打破するのか。 今までの今監督の作品からするとちょっと癖がありまくりですが、私には非常に楽しめる作品でしたし、早口でよく理解出来なかったセリフも多かったので出来ればもう一度観たいと思います。 ついでといっては何ですがオイディプスとはこういう人物です。 映画「パプリカ」鑑賞分類今私が日本で最も期待している映画監督といえばこの今敏監督。もっぱらアニメーションばかりですが、実写でも作れそうないい脚本(特にサイコ系)を、アニメならではの表現で演出することが本当に上手いと思います。 今回はよりSF色が強いようですが、最近人気の深層心理もの、どのように表現してくれるか今から楽しみです。 映画「パプリカ」ストーリー
事件は最新型サイコセラピー機器“DCミニ”が盗まれたことから始まる。DCミニは、頭部に装着するだけで互いの夢を共有できる、画期的なモバイル・ユニットだが、悪用されれば人格を破壊できるほどの威力を持っている。やがて敦子が危惧した通り、一人また一人と、周囲の人々が奇怪な夢に精神を侵され、異常な言動にかられていった。いったい“夢のテロリスト”の正体は何者か? その目的は? 謎を解明すべく、たったひとり、狂ったイメージが氾濫する夢の中へと飛び込んでいくパプリカ。だが彼女を待っていたのは、ぞっとするようなおぞましい罠だった。しかも戦いは、夢の外へと拡大し、夢の中にしか存在しえないイメージが現実の世界に実体化し始めるという事態へとエスカレートしていった。 果たして世界そのものの歯車が狂い始めたのか、それともこれは永遠に覚めない夢の牢獄なのか!?物語は驚くべき結末へと突き進んでいく!!
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