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映画「バベル」感想 レビュー
コメント(予告編)/.★★★★☆.
ああもう元ネタが聖書ものだと出典やネタ探しに夢中になってしまって全然文章がすすみゃしねえ。 想像と仮定の域を越えられないしので書くことが少々はばかられるのですが…この作品を観て感じたことをつらつらと連ねていこうかと思います。 この物語は世界の様々な場所(モロッコの二つの場所・メキシコ・日本)で起こった事件が複雑に絡み合う作りになっています。時間軸や経過がばらばらで、しかもその全容は最後まで観ないとちょっと判りにくいので、その辺は覚悟しておいた方がよいかと思います。(まあバラバラであってもこの国ごとのエピソードとしては時間軸はきちんと並んでいるので今はどの場所の話なのか、ということが理解できていれば充分です) 彼 天より降りる。エホバ 天をたれてくだりたもう。 「バベル」とは世界に様々な言葉が存在する由来をさす逸話です。なので当初はアメリカ人はモロッコで、聾唖の少女は健常者と意思の疎通が出来ていないことの哀しさ、切なさが描かれているのかと思っていました。しかし、流石『21グラム』の監督です、更に一歩進めてきました。 この映画では言葉が通じないのではなく、文化・習慣・価値観・エゴイズム・等々によって心が通じない。 そしてまた共通の言葉をもってしてもエゴイズムや感情の高まりによって言葉は通じなくなる。 神は人間が共通の言語を持ち「天まで届く塔のある町を建て、有名になる」ことを良しとせず「彼らは一つの民で、皆一つの言葉を話しているから、このようなことをし始めたのだ」と互いの言葉が理解出来ないようにしました。(聖書『創世記』より) 各国の事件はアメリカ人夫婦の妻が辛うじて命をつなぎとめ、脱水症状で酩酊している子供達が「奇跡的に」発見され(そして彼女が提訴を免れ)、モロッコの羊飼いの兄が死んだと明示されず、日本の父子が心が通い合ったのでは、という僅かな希望のかけらだけを残し、この作品は幕を閉じます。 このような悲劇を繰り返さない為には一体どうすれば良いのか?この問いに対して『バベル』では呈示されていません。また天を仰ぎ見て神に問うてみても矢張り答えは得られません。 何故ならこれが神の意志の元になされた人間の業だから。
映画「バベル」鑑賞分類ようやく日本での上映予定もなんとなく決定し日本公式サイトも作られたようなのでアップアップ。しかし、遅い。何ゆえあと六ヶ月も待たなくてはいけないのか。そんなにお金のかかった期待の作品じゃないことはわかるがここまで待たされるのは辛い!辛すぎる。(2006,12,06) ぎゃ、本国では既に上映しているのですね。大好きな聖書ネタのなかでも特に好きなバベルの塔エピソード。四つの国で起きる事件のお話だとか。「言葉の壁」をどのように表現するのか。非常に楽しみです。(2006,10,07) 映画「バベル」ストーリー
モロッコ。険しい山間部を走る一台のバス。そこに乗り合わせた一組のアメリカ人夫妻、リチャードとスーザン。壊れかけた絆を取り戻すため二人だけで旅行にやってきた。ところが、遠くから山羊飼いの少年が放った銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃する。血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐリチャード。一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちの面倒をみていたメキシコ人の乳母アメリア。息子の結婚式に出るため帰郷する予定が、夫妻が戻らず途方に暮れる。仕方なく、幼い子供たちも一緒に連れてメキシコへと向かう決断をする。やがて事件を起こしたライフルの所有者として、最近妻が自殺したばかりの東京の会社員、ヤスジローの名前が浮かび上がる。そんな彼の女子高生になる聾唖の娘チエコは、満たされない日々に孤独と絶望を募らせていた…。
原作/ノベライズ 映画「バベル」スタッフ・キャスト・その他情報備忘録PG-12
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