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映画「トゥモロー・ワールド」感想 レビュー
コメント(予告編)/.★★☆.
観た後何だかポカーンとしてしまいました。これだけ中身のない作品も昨今ありません。もしかして現代(近未来)のキリストのイメージ再現をしたかったのかもしれません。 良かれ悪かれ多くの人に観てもらうため、大仰な世界を救うと言う大義名分を振りかざすもののその主張は非常に薄っぺらな根拠に基づいていることが殆どです。この作品は昨今対策が必要だと叫ばれている少子化問題について何らかの命題を持っているものかと期待したのです。が…。(以下ネタバレ…になるのか?) まず冒頭に世界で最年少の少年が殺されたところからエピソードは始まります。「彼は産まれたときから最年少の人間と言うことで有名でした」とニュースは報道します。まずここに引っかかりました。「産まれた時から」「最年少の人間」といわれるには「その後絶対に子供が産まれない」ことがその時点での大前提です。世界規模の不妊・流産問題があるにせよ今後子供が産まれない状態を放置するなんてありえないわけです。「産まれた時から有名」なんてことはありえないでしょう。 世界はテロと混乱の渦中であるなかイギリスだけは一応の平和を保っているという設定になっています。これはおそらくイギリスが島国という地理的有利がそうさせているのだと思いますが、何故世界が騒乱しているのかが良くわかりません。後世を継ぐ子供がいない自暴自棄感がそうさせているのかもしれませんが、その点に関して何の言及もなし。 18年間も子供が産まれていない世界ですから、赤ん坊の存在はそれはもう途方もなく貴重な存在です。キーは18年ぶりに表れた妊婦、大切な庇護すべき存在です。でもどうしてその存在を隠さなくてはいけないのでしょう?どうして政府に保護を求めず、ヒューマン・プロジェクトに委ねなくてはいけなかったのでしょうか? ジュリアンが反政府組織だったからでしょうか?そもそもジュリアンが政府のどの点に反抗的だったのかが今ひとつピンと来ません。移民を受け入れないところでしょうか?でもそのこととを少子化は関係がないと思いますし、キーとその子供を庇護しないとも考えられまません。 逃走の途中で子供を産み落としたキーとその赤ん坊をヒューマン・プロジェクトのトゥモロー号へ送り届ける為にセオは爆撃からまもりながらスラム街を逃げ回ることになります。ここは大作ならではの納得の迫力でした。とにかく(これは全てのシーンに言えますが)セットのリアルさ、銃撃戦の激しさ、難民の悲鳴、超ロングテイクの逃走劇。本当に圧巻です。 スタッフロールの音楽から推測して「子供は世界全体の宝だ」というようなことをいいたかったのかもしれません。しかし、それにしてはただ子供を守って逃げ回るだけではあまりにも重みがたりません。おそらくこの世界観がSFなのも何の変哲もない子供に希少性を持たせるためと推測されますが、舞台としてはちぐはぐな感じがしました。 映画「トゥモロー・ワールド」鑑賞分類このような作品が出来ると言うことは世界的に少子化問題なのでしょうかね?「運命の少女」がアフリカ系な女の子だったのは人類の始祖はアフリカから始まったと言う一時期の説を踏襲しているのでしょうかね? ありゃ、気が付かなかったけどまたしょっちゅう主演級の役を演じている割に印象の薄いクライヴ・オーウェンじゃないですか。別に特別に好きなわけじゃないけど日本の映画ではほぼコンプリートで見ております。 映画「トゥモロー・ワールド」ストーリー
西暦2027年、人類はすでに18年間も子供が誕生していなかった。原因は分からず、人類滅亡の時が刻一刻と迫っていた。希望を失った世界には暴力と無秩序が拡まっていた。そんなある日、エネルギー省の官僚セオは、彼の元妻ジュリアン率いる反政府組織“FISH”に拉致される。ジュリアンの目的は、ある少女を“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡すために必要な“通行証”を手に入れることだった。最初は拒否したものの、結局はジュリアンに協力するセオだったが…。
原作/ノベライズ 映画「トゥモロー・ワールド」スタッフ・キャスト・その他情報備忘録-
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