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映画「サンキュー・スモーキング」感想 レビュー
コメント(予告編)/.★★★★☆.
煙草を媒介とした、ロジックエンターテイメント。 予告でも述べているように私は屁理屈やロジックを展開することが大好きなので非常に熱狂して鑑賞しました。 ちなみに私は煙草は吸いません。高くなろうが、無くなろうが私の生活には一切支障が出ることはありません(多分)。 でも最近の嫌煙ブームはやや行き過ぎじゃないかとは思います。新幹線で喫煙車両があっても良いと思うし、路上喫煙も吸殻を捨てたり人ごみを避ける等の配慮さえあれば構わないと思う。 ニック・ネイラーは煙草業界広報。日々禁煙活動家で煙草にドクロマークをつけようとやっきになるフィニスター議員と直接・間接的に激論を交わしています。世論的に旗色が悪い煙草業界の顔としてニックは色々なキャンペーン・交渉を担当することとなります。 彼の周囲を取り巻く人間は非常にユニークでどのやりとりもニヤリとさせられます。 そんな中でも特に焦点が当てられ、興味深かったのはニックの息子ジェフとの会話です。最愛の息子ですからジェフも何も隠しだてせず、交渉術の手練手管を新説に教えてくれます。 「アメリカ政府は何故最高か」なんてレポートを出すなんてアメリカの学校って流石。 加えて「バニラとチョコアイスの議論」は非常に面白かったです。 この作品中で述べられている交渉術ポイントは、自信を持って発言すること/感情的にならない/嘘は言わず、飽くまで誠実に/時には己の弱点カードを出して肉を切らせて骨を断つ、…といったところでしょうか。 残念なのは最終的にフィニスター議員をやり込めるところまでは至っていないところです。予告編ではチーズの下りが象徴的に使用されていましたが、最終論点はもっと別のところにあります。【結局は個人の責任の下選択させる】という結論に達してしまうのはやや痛快さに欠けました。 この映画は煙草を肯定する作品ではありません。その証拠に煙草を実際に吸うシーンは一箇所もありません。 映画「サンキュー・スモーキング」鑑賞分類予告編の段階ですでにニヤニヤ笑いが止まらないシニカルな作品。私はこの手の「嘘はいっていません!」的な屁理屈を聞くのが大好きです。いや、本当に効いたらぶん殴りたくなりますけど。マイケル・ムーア監督の作品って基本的にはこのコンセプトで突っ走っているので好きなのです。…と他の映画はさておき、私はタバコ吸わない派でこの世からなくなっても一害も無いと思っている人種。そんな私でも納得が行くような理屈が展開されるのでしょうか? 映画「サンキュー・スモーキング」ストーリー
タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラーは、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員は目下最大の懸案事項。そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合う…。
原作/ノベライズ 映画「サンキュー・スモーキング」スタッフ・キャスト・その他情報備忘録-
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