■オーロラ踊る、ただ一度の恋のため。
日本公開日:2006/12/16
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映画「オーロラ」感想 レビュー
コメント(予告編)/.★★★☆.
最初からバレエだけにしか興味を持っていなかったからいいようなものの、そうでなかったら途中から眠りの国に誘われた事間違い無しの作品。でも安価な値段で水準の高いバレエを鑑賞したいという人にはお勧めしたい。 王によって踊りを禁じられた国。しかしその国の王女オーロラ姫は類まれなるダンスの才能に恵まれ、弟だけにこっそりと優美な舞を披露していた。そんな王女に政略結婚の話が持ち上がるが…。とまあ割りとありがちなストーリー展開ですが、この際メインはバレエですのであまり気にせずに… オーロラの舞が古典バレエならば、彼女に求婚する異国の裕福な王子達のそれぞれの国の舞踊は前衛的。 ここで各国の舞を王女の献上して気を引こうという展開はいいのですが、舞踏会って本来そういうものなのでしょうか?結局踊るのはメヌエットだけですし…良くわからない…。 …とまあ、このまま普通の昔話風なストーリーをバレエで表現し続けていたら良かったのですが、後半に至りやたらおとぎ話な展開になってしまうところから頭がついていきませんでした。 王女は王女で踊りと愛する人で頭が一杯で雲の王国に行ったまま還ってこないし、弟王子は弟王子で自分の心の王国を探す為に諸国漫遊に旅立ってしまうしこの国は一体どうなってしまうのか…。民は霧散してしまうのか…心配です。 映画「オーロラ」鑑賞分類ストーリーは『ロバと王女』のような童話の王道といった印象。話なんてどうでもいいのです。バレエ団協力ということで、仕草・踊りは本当に素晴らしくて卒倒ものでした。1800円で素晴らしいバレエを大きな画面で見ることが出来るのならそんな美味しい話はありません。国立バレエ団の舞台見ようと思ったらゼロがもうひとつ付いてしまいますぜ!正直なところ、俳優の上手いダンス(バレエ)と、プロバレリーナのダンスはレベルが違いますからね。あーもう今から楽しみ楽しみ。 映画「オーロラ」ストーリー
王によって踊りを禁じられた国の王女にもかかわらず、オーロラ姫はダンスの才能に恵まれ、今日も弟だけにこっそりと優美な舞を披露していた。そんな娘に頭を痛める王に、もっと深刻な問題がふりかかる。国の財政が傾き、破産が目前だと言うのだ。密かに国を乗っ取ろうと企む側近は、王にオーロラ姫と異国の裕福な王子の政略結婚を進言する。
舞踏会に招かれた王子たちは、オーロラ姫の光輝く美しさに目を見張り、すぐさま求婚するが、姫は拒絶するばかり。実はオーロラ姫は、彼女の肖像画を描いた画家に心を奪われていたのだ。王妃は娘の幸せを願うが、王は画家を投獄してしまう。身分違いの2人の許されない恋の行方は?そして王国の未来は―――?
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