映画「オーロラ」感想 レビューと情報

[ HOME ]>>[ 映画感想・DB ]>> 作品タイトル >> オーロラ




■オーロラ

踊る、ただ一度の恋のため。
それは、踊りを禁じられた国の王女の切なくも美しい恋の物語

オーロラ 日本公開日:2006/12/16 
「オーロラ」の劇場検索映画チケット予約
  • 公式サイト:〔日本公式サイト〕 〔フランス公式サイト
  • 監督:ニルス・タヴェルニエ/
  • キャスト:マルゴ・シャトリエ/アントニー・ムノ/キャロル・ブーケ/フランソワ・ベルレアン/ニコラ・ル・リッシュ/ティボール・ド・モンタランベール/カデル・ベラルビ/ヤン・ブリダール/竹井豊/


  • 映画「オーロラ」の動画・画像の検索

    ■■もっと大きく見たい時は>オーロラ・ギャラリー

    ■Yahoo!で「オーロラ(Aurore)」を検索■
    ウェブ】 【音声】 【画像】 【動画】 【ニュース】 【ブログ

    ■Googleで「オーロラ(Aurore)」を検索■
    ウェブ】 【画像】 【動画

    ■YouTubeで「オーロラ(Aurore)」を検索■
    動画


    映画「オーロラ」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★☆.
    最初からバレエだけにしか興味を持っていなかったからいいようなものの、そうでなかったら途中から眠りの国に誘われた事間違い無しの作品。でも安価な値段で水準の高いバレエを鑑賞したいという人にはお勧めしたい。

    王によって踊りを禁じられた国。しかしその国の王女オーロラ姫は類まれなるダンスの才能に恵まれ、弟だけにこっそりと優美な舞を披露していた。そんな王女に政略結婚の話が持ち上がるが…。とまあ割りとありがちなストーリー展開ですが、この際メインはバレエですのであまり気にせずに…
    流石パリ・オペラ座全面協力ということもあり、その動き・筋肉のしなやかさ・軽やかな跳躍・何をとっても一級品。本当に美しい動きと言うものはこういうものなのだと感動しました。後半に至り素足だった彼女がバレエシューズを着用して舞うシーンが有りますが、これがもう本当に美しい。トゥシューズってこれほどまでに足の美しさを際立たせるものなのかと感心しました。

    オーロラの舞が古典バレエならば、彼女に求婚する異国の裕福な王子達のそれぞれの国の舞踊は前衛的。
    私はエキゾティックな表現が好きなので、アブダラ王国の舞は本当に鳥肌が立つほどうっとりしました。メインの方はありえないほど凄い筋肉でしたのことよ…そんな筋肉のつき方、格闘家でもボディビルダーでも見たことないですよ。バレエを極めるとそんな体になれるのか!?凄すぎます。
    ジパンゴ王国は…うーん…わが国日本をイメージしているのはわかるけれど、これでオーロラ姫の気を引こうと考えたのなら余りにも乙女心を理解していないのでは…舞ともいえないし、舞踊とも違うし…。一緒に観た友人に至って「舞踏会じゃなくて武闘会と間違っているに違いない」何て言う始末。これで真似て踊れと言われても…。
    ヌフシャテル王国のダンス一番古典バレエに近いとは言え、妙にタンゴ調でエロテックでした。美しいには美しいのですがなんだか衣装にそぐわなくて変な感じ…。

    ここで各国の舞を王女の献上して気を引こうという展開はいいのですが、舞踏会って本来そういうものなのでしょうか?結局踊るのはメヌエットだけですし…良くわからない…。
    オーロラ姫もアブダラ王国の舞は気に入ったようで弟王子の前で真似ていましたが、ジパンゴ国に至っては「あの人酷い人」呼ばわりです…。特別酷い暴言を吐いたこともないと思うのですが「従順な女性を求める」というところでしょうか?絶対ジパンゴ王国の踊りはありえねえと思ったからに違いありません。(勝手な憶測)

    …とまあ、このまま普通の昔話風なストーリーをバレエで表現し続けていたら良かったのですが、後半に至りやたらおとぎ話な展開になってしまうところから頭がついていきませんでした。
    雲の上の国の下りなどはオーロラ王女のはかない夢想かと思ったのに、本当に天高く昇って朝になったら飛んで還ってきたのには唖然。しかも鳥が妖精となり「三回行ったら戻れません」と言い出します。妖精も相談役が具体的な謀反を起こす前、王女様が毒殺される前に教えてやって欲しいよ…トホホ。

    王女は王女で踊りと愛する人で頭が一杯で雲の王国に行ったまま還ってこないし、弟王子は弟王子で自分の心の王国を探す為に諸国漫遊に旅立ってしまうしこの国は一体どうなってしまうのか…。民は霧散してしまうのか…心配です。
    ……と、ぐだぐだいっても仕方がありませんので美しいバレエの技術を堪能してください、というところですかね。

    映画「オーロラ」鑑賞分類

    ストーリーは『ロバと王女』のような童話の王道といった印象。話なんてどうでもいいのです。バレエ団協力ということで、仕草・踊りは本当に素晴らしくて卒倒ものでした。1800円で素晴らしいバレエを大きな画面で見ることが出来るのならそんな美味しい話はありません。国立バレエ団の舞台見ようと思ったらゼロがもうひとつ付いてしまいますぜ!正直なところ、俳優の上手いダンス(バレエ)と、プロバレリーナのダンスはレベルが違いますからね。あーもう今から楽しみ楽しみ。

    映画「オーロラ」ストーリー

    王によって踊りを禁じられた国の王女にもかかわらず、オーロラ姫はダンスの才能に恵まれ、今日も弟だけにこっそりと優美な舞を披露していた。そんな娘に頭を痛める王に、もっと深刻な問題がふりかかる。国の財政が傾き、破産が目前だと言うのだ。密かに国を乗っ取ろうと企む側近は、王にオーロラ姫と異国の裕福な王子の政略結婚を進言する。
    舞踏会に招かれた王子たちは、オーロラ姫の光輝く美しさに目を見張り、すぐさま求婚するが、姫は拒絶するばかり。実はオーロラ姫は、彼女の肖像画を描いた画家に心を奪われていたのだ。王妃は娘の幸せを願うが、王は画家を投獄してしまう。身分違いの2人の許されない恋の行方は?そして王国の未来は―――?

    原作/ノベライズ
    -

    映画「オーロラ」スタッフ・キャスト・その他情報

  • 原題:Aurore
  • 監督:ニルス・タヴェルニエ/
  • 製作:シルヴァン・モノー/
  • 脚本:ニルス・タヴェルニエ/マージョレーヌ・ノノン/マルク・カンタン/ジャン・コスモス/
  • 撮影:アントワン・ロシュ/
  • 美術:エマニュエル・デュプレ/
  • 音楽:カロリン・プティ/
  • 衣装:イヴォンヌ・サシノー・ド・ネスル/
  • キャスト:マルゴ・シャトリエ/アントニー・ムノ/キャロル・ブーケ/フランソワ・ベルレアン/ニコラ・ル・リッシュ/ティボール・ド・モンタランベール/カデル・ベラルビ/ヤン・ブリダール/竹井豊/
  • 製作国:フランス/
  • 時間:96分
  • 製作年:2006
  • ジャンル:ドラマ/恋愛/ファンタジー/
  • 製作/配給:ギャガ・コミュニケーションズ
  • 日本公開日:2006/12/16
  • IMDbの を検索

    備忘録

    -

    映画「オーロラ」の映画関連商品の検索

    ヤフーショッピングの

    アマゾンの を検索

    楽天市場で
    [ back ] [▲top




    検索一覧

     

    詳細検索
    第一検索条件
    :
    第二検索条件
    :

    Database Factory Ver 3.0