映画「二重スパイ」感想 レビューと情報

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■二重スパイ

愛に死ぬか。祖国に死ぬか。

二重スパイ 日本公開日:2003/06/07 
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  • 公式サイト:なし
  • 監督:キム・ヒョンジョン/
  • キャスト:ハン・ソッキュ/ユン・スミ:コ・ソヨン/チョン・ホジン/ソン・ジェホ/


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    映画「二重スパイ」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★★.
    韓国ならではな作品。
    こういう言い方をしてしまったら不遜かも知れないのですけれど、同一民族でありながら地続きの土地に住みながら対立しあって生活を営むというのはかつての東西ドイツが統一されてから今となっては朝鮮半島だけですから。

    時代性も有るのかもしれませんが資本主義・近代的と考えられがちな韓国も機密機構に関しては非人道的極まりないものがあります。韓国お得意の「痛い」シーン炸裂。
    北朝鮮は何故ここまでしてスパイを送り込むのでしょうね。そして韓国に生まれ韓国に育ちながら北朝鮮よりの思想でいることい続けることってどんな気持ちなのでしょう。私のような人間にはとても理解のできるお話ではありません。

    ラストシーンはどちら(韓国か北朝鮮か)からさしむけられた刺客なのかは明確ではありませんでした。…どっちかというと北朝鮮かな…一応北朝鮮の機密機構に通じているわけですから。
    ラストの何も知らないで夫を待っている彼女の裸足の足がなんとも切ないです。
    映画館で見たときはもっと感動したような気がしたんだけどTVで見たら何だろうイマイチでした…なんででしょう。肝心なところがカットでもされていたかしら。

    映画「二重スパイ」鑑賞分類

    -

    映画「二重スパイ」ストーリー

    「自由国家・大韓民国はあなたを歓迎します」1980年、冷戦下の東ベルリンを出国しようとしたひとりの男を、一発の銃弾が襲う。男は必死に追っ手をかわし、何とか西側へたどりつく。「自由世界へようこそ」。韓国人の情報員が手を差し出した。だが亡命者を装ったこの男は、実は北朝鮮が送り込んだ工作員だった。その名はイム・ビョンホ。
     ビョンホは韓国の国家安全企画部(安企部)で厳しい取調べを受ける。東ベルリンの北朝鮮大使館に勤務していた彼に、偽装亡命疑惑がかけらるのは当然のことだった。ビョンホは拷問に耐え抜き、安企部のペク・スンチョル団長に身柄を預けられることになる。
    武装スパイの軍事訓練教官となり、上層部の信頼を獲得していったビョンホは、二年後の1983年1月、ついに正式な安企部要員に採用される。彼に北からの最初の指令が下ったのは、それから間もなくしてだった。

    原作/ノベライズ
    二重スパイ
    具 本韓 秋 那 新潮社

    映画「二重スパイ」スタッフ・キャスト・その他情報

  • 原題:二重間諜
  • 監督:キム・ヒョンジョン/
  • 製作:ク・ボンハン/
  • 脚本:シム・ヘウォン/ペク・スンジェ/キム・ジョンヘン/キム・ヒョンジョン/
  • 撮影:キム・ソンボク/
  • 美術:ノ・サンスン/
  • 音楽:ミヒャエル・スタウダッハー/
  • 衣装:イ・サンソプ/
  • キャスト:ハン・ソッキュ/ユン・スミ:コ・ソヨン/チョン・ホジン/ソン・ジェホ/
  • 製作国:韓国/
  • 時間:123分
  • 製作年:2003
  • ジャンル:戦争/ドラマ/
  • 製作/配給:日活
  • 日本公開日:2003/06/07
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