映画「酔画仙」感想 レビューと情報

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■酔画仙

酔いて華やぐ神の筆

酔画仙 日本公開日:2004/12/18 
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  • 公式サイト:〔韓国公式サイト〕 〔英語公式サイト
  • 監督:イム・グォンテク/
  • キャスト:チェ・ミンシク/ユ・ホジョン/アン・ソンギ/キム・ヨジン/ソン・エジン/ハン・ミョング/チョン・テウ/チェ・ジョンソン/


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    映画「酔画仙」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★☆.
    一人の画家を描くことで、朝鮮の時代を写し取る作品でした。

    鑑賞前に読んだ解説とは印象が大部違いました。
    酒と女にだらしがなく、酔って暴力を振るったり暴れたりして品性の無い人物なのに描く絵画はすぐれている…そんな人物の作品かとおもっていました。
    これは私が「オールド・ボーイ」を観て苛烈なチェ・ミンシクの演技に惚れ込んでこの作品に興味を持ったせいなのかもしれません。

    決して品行方正で人格者という訳では有りません。微妙にピントがずれていたり生来の放浪癖や出生の身分の低さから来る卑屈さが出てきたりします。が、上の人に対する尊敬の念や女性や子供に対する優しさが無いわけではない。
    「芸術家は純粋だ」という枠に入らない人間臭さが出ています。その意味で彼の演技力は随所に発揮されていて、そこが目的だった私としては満足のできる作品でした。

    本人はただ黙々と絵を描いているだけなのに、彼の絵の評価が上がるに連れて周囲が褒めそやかしたり、周囲とのしがらみが増えたり、政治の手段に使われたり。
    時の移ろいや、価値観の変化、政治や国内紛争、様々な人物との出会いや別れ、変わるものや変わらないもの。
    朝鮮の歴史と照らし合わせて観ると得るものが多いのかもしれません。

    淡々とした作品ですが要所要所に印象深いセリフがありました。
    一番印象深かったのは師匠の「お前の絵は真実を写していない。美しく美化をして描きすぎる。それは虚構でしかない」という言葉への答え。「乱れた世の中に疲れた民衆が美化した絵を観て心が慰められるならそれでいいではありませんか。絵で世界が変わるわけでなし。」

    個人的にダメージが大きかったです。何故って私が映画に関してこの師匠的な考え方だからです。で「映画で世界が一寸でも変わるといいな」と思っているからです。(苦笑)

    主人公は比較的淡白に描かれていて、カメラが「時間」を映す際にスクロールやピントを合わせるために一人の人物を選んだ、という印象でした。
    R15とは?と内心びくびくしていましたが、濡れ場がダイレクトで激しいところでしょうかね…ハリウッドや日本とは絶対に違うロマンチィシズムではない激しいものです。なんて言っても「愛を確かめ合う」というよりは「これと決めた女性に大切なもの(子供)を作ってわたす作業」って感じですからね…。

    映画「酔画仙」鑑賞分類

    -

    映画「酔画仙」ストーリー

    朝鮮時代末期、開明派の学者であるキムは、街で子供達に殴られている貧しい子供チャン・スンオプを助ける。
    数年後二人は再会し、スンオプの絵の才能に驚いたキムは彼を通訳官の家へ預けた。通訳官の家で働きながら、絵の修行をつみ、スンオプは絵の非凡なる実力を発揮し始めた。酒に酔って興がわいたときにスンオプがとる筆からは神業のような絵が生まれ、スンオプは画家として名をなすようになった。

    原作/ノベライズ
    実際に宮廷画家として活躍したチャン・スンオプ

    映画「酔画仙」スタッフ・キャスト・その他情報

  • 原題:Chihwaseon
  • 監督:イム・グォンテク/
  • 製作:イ・テウォン/
  • 脚本:イム・グォンテク/キム・ヨンオク/
  • 撮影:チョン・イルソン/
  • 美術:調査中
  • 音楽:キム・ヨンドン/
  • 衣装:調査中
  • キャスト:チェ・ミンシク/ユ・ホジョン/アン・ソンギ/キム・ヨジン/ソン・エジン/ハン・ミョング/チョン・テウ/チェ・ジョンソン/
  • 製作国:韓国/(2002/05/10)
  • 時間:119分
  • 製作年:2002
  • ジャンル:ドラマ/実話/歴史/創作逸話/
  • 製作/配給:エスパース・サロウ
  • 日本公開日:2004/12/18
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    備忘録

    R-18

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