映画「テイキング・ライブス」感想 レビューと情報

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■テイキング・ライブス

キミノカワリニ イキテアゲル

テイキング・ライブス 日本公開日:2004/09/11 
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  • 公式サイト:〔アメリカ公式サイト〕  〔スペイン公式サイト〕  〔フランス公式サイト
  • 監督:D.J.カルーソ/
  • キャスト:アンジェリーナ・ジョリー/イーサン・ホーク/キーファー・サザーランド/ジーナ・ローランズ/オリヴィエ・マルティネス/チェッキー・カリョ/ジャン=ユーグ・アングラード/ポール・ダノ/


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    映画「テイキング・ライブス」感想 レビュー

    コメント(予告編)/.★★★★☆.
    サスペンスではなく、ホラー的感覚で観ると楽しい作品。
    相当に面白かったです。犯罪映画でここまで楽しめたのは久し振りです。サイコ・パスっぽいのを期待してその雰囲気を満喫するにはうってつけ。

    ■主役のイリアナ・スコット捜査官を演じるアンジョリーナ・ジョリーが可愛らしい。トゥームレイダーとは別人の様。悪い意味での「大物女優の貫禄」が無く、作品に溶け込んでいました。

    ■タイトルに有るような「人生をのっとる」に関しては余り重要視されていません。演出やカット割が実に丁寧です。余りにも丁寧すぎで展開は割と分かりやすいです。
      例えば、序盤でイリアナがホテルで食事を取るシーン。【血の滴るようなステーキを食べながら平気で損壊した死体の写真を眺めています。
    同様の写真を突きつけられて男性捜査官はげんなりしますし、イリアナが犯人像分析の際に「犯罪に関する情報を見聞きしても何の反応もしないのがサイコパスだ」とコメントします。ここで既に彼女が他の人とは神経が違う(捜査官でありながらサイコパスに近い)ことが分かります。きっと彼女は今後何かやらかす、と感じるのです。例えば彼女自身が殺人を犯すとか、犯人の思想に傾倒してしまう可能性を。

    ■こんな感じで「ここはキャラ描写カットですよ」「ここ伏線ですよー」というのが明確に分かります。よって犯人はほぼ即座に分かるので「犯人は誰?」というのを期待すると余りの意外性のなさにがっかりすると思います。
      それに気が付いたので、私は見方をサスペンスからホラーにシフトしました。観客は「この人犯人(のはず)だ」と分かるけれど、登場人物はその可能性に気が付いていない。「犯人何時逃げるんだろう」「何時正体をばれるんだろう」「イリアナに襲い掛かるんじゃないだろうか」・・・ホラーの時に感じる「いやーー○○、早く、早く気が付いて、逃げるんだ!!」という感覚で観るとドキドキします。

    ■第二のオチ?の「【10ヶ月後】」のお話も、からくりはすぐに分かると思います。だってイリアナったら、【妊娠しているのに腹の重さを感じさせないようなスタスタした歩き方。おいおい…仮にも妊娠を経験したジョリーさんがその『妊婦の演技』(以前見た大竹しのぶは凄かった)はないだろう、突っ込みを入れそうになって気が付きました。つまりここで「妊娠しているのはフェイクですよ」と観客にアピールしているのです。
    で、ここでも逆転して見ました。犯人は【イリアナが妊娠しているかどうか】半信半疑なのです。これが本当にばれたら、逆上した犯人に殺されてしまうのではないかと。「犯人気が付くな気が付くな…」って。こうやって観ると非常にドキドキしました。
    …で結局本当に【妊娠はフェイクで犯人に復讐する為の執念深いまでの計画を成就して】ラストです。【さすがサイコパス要素を持ち、サイコパスと恋に落ちただけの事はある女だわと感心しました。私なら偽物の腹に拳銃を仕込むけどね。(笑)

    ■舞台がカナダということもあって映像も好みのクールかつダークで統一されていますし、前述のように演出が非常に丁寧な点に好感が持てました。この手のジャンルでは久し振りに満足を味わうことの出来た作品です。

    映画「テイキング・ライブス」鑑賞分類

    ただ今行くべきかどうか迷っています。予告編は結構いい感じなんですけれどね…。

    映画「テイキング・ライブス」ストーリー

    1983年、カナダ。1人の少年が家を出た――その名をマーティン・アッシャー。数日後、母親の元に彼が交通事故で死亡した、という知らせが届く。だが・・・。
    そして、現在。ある工事現場ですでに白骨化の進んだ死体が発見される。絞殺され、両腕を切断されてもいる被害者の死体。解決困難な広域猟奇殺人の匂いを感じたモントリオール警察のレクレアは、FBIに捜査協力を要請する。モントリオールに単身で乗り込んできた特別捜査官イリアナ・スコットは、殺人現場と死体、あるいは現場の写真だけで犯人像を分析するプロファイルの天才だった。

    原作/ノベライズ
    テイキングライブス
    マイケル・パイ 徳間書店

    映画「テイキング・ライブス」スタッフ・キャスト・その他情報

  • 原題:Taking Lives
  • 監督:D.J.カルーソ/
  • 製作:ブルース・バーマン/バーニー・ゴールドマン/ダナ・ゴールドバーグ/ディビット・ヘイマン/アラン・C・プロムクィスト/
  • 脚本:ジョン・ボーケンキャンプ/
  • 撮影:アミール・モクリ/
  • 美術:トム・サウスウェル/
  • 音楽:フィリップ・グラス/
  • 衣装:マリー=シルビー・デボー/
  • キャスト:アンジェリーナ・ジョリー/イーサン・ホーク/キーファー・サザーランド/ジーナ・ローランズ/オリヴィエ・マルティネス/チェッキー・カリョ/ジャン=ユーグ・アングラード/ポール・ダノ/
  • 製作国:アメリカ/(2004/03/19)
  • 時間:103分
  • 製作年:2004
  • ジャンル:ドラマ/犯罪/サスペンス/ホラー/
  • 製作/配給:ワーナー・ブラザース
  • 日本公開日:2004/09/11
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